pedro1853’s diary

コメント歓迎、感激

大河ドラマ・明智光秀がどう描かれるのか楽しみ

とある女優さんのせいで

撮り直しになってる来年の大河ドラマ

明智光秀を取り上げた作品と聞いて

おります。

 

私自身

明智光秀が好きで好きで

彼に関する新たな発見がある度に

それに目を通してるくらいで

少々蘊蓄をたらさせて頂きながら

このブログを書いていきたい

 

さあ、

 

この明智光秀という男

源氏の流れを組む土岐さん

という家の中の明智という

家に生まれましたが

未だに

 

親父が誰か定かではありません

 

士官の際に重要になる

祖先・血筋の名前

親父の名前

 

何ですが

彼を伝える書物では

親の名前が伝えられておらず

 

この人では?

 

くらいにしかなっておりません。

また、名前が伝わらないことから

土岐氏の中でも凄く卑しい身分の出の人が

父なのでは、という説があるくらいです

 

また、信憑性が高い書物に

生年さえ書かれておらず

書物によって

15年ほどの差異があり

この差異により

 

主君織田信長より

年上だったか

年下だったか「すら」

 

定かになっておりません。

 

また、斎藤道三に仕えるまでの間は

何をしていたかさえも

わかっていない謎多き人物なのです。

 

さあ、さてそんな光秀さんなのですが

京都で勤めていた頃に

信長の知遇を得るわけですが

 

現在では、光秀は足軽くらいの身分

という説が有力になってきております。

また、1568年くらいに織田信長

家臣になった事から

外様も外様

あまり、他の家臣の評判が

良くなかったというくらいですが

なんとか出世する為に

信長の目をひく

目立つ必要があります。

 

その光秀の信長に対する態度を

当時の宣教師フロイスはこう語っています

 

「信長の趣味趣向を勉強して

いつも気に入られる振る舞い

贈り物をこと欠かさなかった」

 

と自らの伝記に書き記してます

 

光秀自身は

「ご恩のため、信長様の為に死ぬ」

と書き記すほど

信長に惚れ込んでいたみたいです。

 

しかし

光秀には

二面性があったと

上記のフロイスは書いています

フロイス自身他人を毛嫌いすると

批判的な事を書く傾向があることを

考慮する必要がありますが

 

「苛烈にて残酷、味方には温情を

かけたが、逆らう者には容赦なし

宗教の敵が光秀でなければ

誰を敵と呼ぶのだろうか」

 

フロイスは光秀の事を

散々に批判しております

 

光秀は敵に一切の容赦はしなかった

ようです。

また、信長の命令は必ず

遂行して彼の信用が高かった模様です

 

では、その光秀が何故

本能寺の変を起こしたのでしょうか?

 

最近出てきた資料により

一気に有力になった説があります。

 

それは

四国征伐の不満」

です。

 

当時

光秀の娘が四国の

長宗我部氏に嫁いでいました。

 

そして、もちろん

光秀は長宗我部氏の味方でしたが

信長の不興を買い征伐される

危機に陥りました。

その頃に

長宗我部氏に書かれた手紙が

発見されたのです。

 

内容は

「信長と会うならわしも

一緒に謝ってやるから

一回こっちに来てください」

 

みたいな内容です。

 

この手紙が書かれた後すぐに

信長は

四国征伐の軍を起こしていることから

 

明智光秀は信長の気持ちを変えられなかった

 

そして

その不満が本能寺の変を起こした

 

と考えられています。

 

ここから

僕の考察ですが

信長は変が起きるまで

光秀を信用していたのでは

ないでしょうか?

 

そうでなければ

嫌いな奴に大軍を与えて

四国平定補助の任は与えないと

思います。

 

光秀の気持ちに立ってみれば

娘の嫁ぎ先が潰れてしまう

長宗我部氏支持だった自分の立場が無くなる

 

といった理由が簡単に推測されます。

 

その後、山崎の戦いにて

殺されるわけですが…

 

光秀は良いお殿様であったらしく

春の最初の田植えなどは

領民達を手伝い一緒に泥まみれに

なっていたとか

山崎の戦いの後でも

光秀の善政を偲ぶ地域が

かなりあったそうです。

 

また、味方思いと上記しましたが

彼のそんなエピソードを書いて

終わりにしたいです。

 

一向一揆にて

自らの部下18人が戦死しました。

その戦死者達を弔う為に

米を寺に寄進して

戦死者たちを供養した。

 

そしてその寺に残ってた

負傷者たちを褒め称えて

身体の事を気遣った手紙が

2通発見されています

 

自らの側近ならともかく

末端の人間たちまで

気にかけていた光秀を表す

エピソードではないでしょうか?

 

このように

二面性を持った

一癖も二癖もある

明智光秀をどう演じるのか?

 

めちゃくちゃ楽しみでなりません。