pedro1853’s diary

コメント歓迎、感激

声優志望から声優になる為のキー?ステップ

山田英雄でございます

 

今年、最後の執筆は

 

声優志望から声優になる為のキーステップ

 

です

 

自身が声優、講師を経験した上からの

意見です、

では、ヒュイゴー

 

声劇(絵がない劇)でのそうぞう力の乏しさ

 

これは読んで字の如くなんですが

そうなんです、、

あと、心配しないでください

 

私もそうでした

 

もう少し噛み砕いて

これはどういう事かというと

例えば

ボーリング場

での芝居をしてください

 

と言うと

投げる動作しかしないんですね

 

いや、わかるんですよ

ボーリング玉を投げるのが1番

それを表しやすいって

でも、ジェスチャーゲームをやってるんじゃなくて

この場合、

ボーリング場での全てを表して欲しいのです

 

玉が機械から出てくる

マイボールを探す

拭きたい人は拭く

穴に指を入れる

ボールを手に乗せる

で、ようやく投げて

ガターならうわ、っていうリアクションで

倒しにくい2箇所が残ったら

どうしよう、スペアとれるかな

っていうリアクションになるのでしょう

 

で、そこで更に意識して欲しいのは

 

顔の表情の変化、気持ちの変化

 

なんです。

僕達はその変化を

 

声だけで表現しないといけませんし

まず、コイツが表現できないと

ダメなんです

 

=コイツが見えてないと

理解できてないと表現できる事がないのです

もしくは、スゴイあやふやな表現になります

 

まず、声劇では

この場面ではこの人の顔はこうなる、

こういう動きをするというそうぞう

をしてあげましょう

 

それがない声劇

観るに耐えない物になります

 

②売り、持ち声からブレる事を恐れすぎない

 

さて、これは新人声優あるあるなんですが

たまに現場でも見かけるレベル

 

自分のかっこいい声、可愛い声から

音が高くならない、低くならない病

 

です

 

これは緊急手術

 

が必要です

 

例えば

名探偵コ◯ン

で、

 

第一発見者としましょう

もしくは被害者

 

第一発見者で血が滴る死体を発見した時の

うわ、きゃあーー!

が凄く綺麗でいい声になってる方がいます

被害者で刺される時の

ぐわぁああああ!の断末魔、悲鳴が

あれ?テノールの音出しかな?

と勘違いするくらい

 

音が揺れない、変化しない

 

人がいます

確かに変化をつけすぎて

キャラが変わるということは違うんですが

音響さんが欲しい芝居は

第一発見者の場合は

 

驚きや焦り

 

被害者なら

 

痛みや苦しみ、誰か来てくれ!という音

 

なんです。

 

求めてるのはあなたのいい声ではないんです

いい声ならボイスチェンジャーでいくらでも

作れるのです

かくいう

私も自分の売り声、持ち声に固執していた時が

ありました。

 

オーディション……

落ちる落ちる…

 

音響さんやエンジニアさんの

「えっ?お前何がしたいの?」という

冷たい目、、リアクション、、

 

受けないようにね……

 

③言われたらすぐ芝居を変更できるようにする

 

これが1番大事かもしれない

声劇やアニメ、3Dのアニメは少し違うんですが

 

眉間や目の開き方がセリフ中変わらない物

見えない物

 

に声を当てる時は

こちらが想定している物と

音響監督の求めている物の

乖離が大きい場合があります

 

その時に、

もっとここ大きく言って欲しい

怒りを入れて欲しい

 

というようなディレクション

飛ぶ時が

 

多々

 

あります

 

その時にできれば一回で

最悪、数回の内に

 

求める物

 

に辿り着かなければなりません

そして大事なことは

 

1回目で

音響監督が求める物に近づく

求める物と違うとしても

 

最初にやったお芝居から変化

 

をさせなければいけません

 

できなければ

冷や汗をたっぷりかいてください

 

何故、変化させられないんだろう、と

己の実力を悔いてください

 

そして、私みたいにそうならないように

現場に行く前に

 

見あった実力をつけてください